【比布】
春の訪れを告げる白カブ「玉里」の出荷作業が24日、町内で始まった。付着した土が水で洗い流され、つややかに光る白カブが次々と箱詰めされている。
町内では唯一、菅原農産(南1線)が生産を手がける。2月中旬にビニールハウス4棟、計10アールで種をまき、暖房で15度を保ちながら実の直径が10センチほどになるまで育てた。
今年は3,4月の気温の寒暖差が激しかったため、実の大きさがふぞろいになるなどの影響はあったが、味や品質には問題ないという。菅原勝美社長(58)は「皮はむかず、軽く塩でもんで浅漬けにするのが一番おいしい」とPRする。
収穫量は例年通り8トンを見込み、5月初旬まで出荷が続く。町内の農産物直売所「ナナプラザ」(新町4)やJR比布駅のほか、旭川市内のスーパーなどで販売する。
(山中悠介氏)
2024.04.25
取材していただいた北海道新聞関係者の皆様、ありがとうございました。
2024.04.25
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